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NISAからつみたてNISAへ移行して失敗した話
こんにちは。フミです。
3年ほど前からNISAで投資信託をしています。
月々2万円程度の運用なのでNISAではなく、つみたてNISAに変更しようと思い、先日移行手続きが完了しました。
深く考えずに変更したのですが、正直失敗したので、反省も含め書いておこうと思います。
NISAからつみたてNISAへ移行して失敗した話
そもそも誤解して欲しくないのは投資信託やNISAという制度を利用していた事が失敗というわけではないです。
3年間の運用で数万円プラスになっているので得にはなっています。
ただ、「NISA」と「つみたてNISA」の制度の違いや移行時の注意事項などを理解していなかったため、失敗しました。
そもそもの話
そもそも投資信託やNISAについて改めて調べました。
投資信託とは
そもそも投資信託とは何かですが、
のことです。
株を購入する場合は数万円が必要になりますが投資信託だと100円からできる商品もあるので、誰でも購入しやすいです。
僕も当時は資産運用と聞いてもピンときませんでしたが、試しに月5,000円くらいから初めて徐々に利益が出ていく内に資産運用への興味と知識をつけていきました。
(失敗しているのでビギナーに等しいぐらいの知識レベルですが。。。)
NISA、つみたてNISAとは
金融庁のHPを見ると下記のように記載されています。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
簡単に言うとNISAだと5年、積み立てNISAだと20年、投資信託して出た利益に掛かる税金がなくなるということです。
詳しくは金融庁のHPに書いてあるので、調べてみてください。
金融庁HP(NISAとは?)
また、NISAとつみたてNISAの違いは下記の点くらいです。
NISA | つみたてNISA | |
---|---|---|
年間で投資できる金額 | 120万円 | 40万円 |
非課税運用ができる期間 | 5年間 | 20年間 |
運用できる商品 | 株・投資信託・ETF・REIT | 投資信託・ETF |
※NISAにはロールオーバーという制度があり、最大で10年間運用できます。
将来設計のため資産運用をしているので5年よりは10年~20年くらい運用したくてつみたてNISAに移行しました。
何を失敗したか
僕はNISAで3年運用していた商品をそのままつみたてNISAに移行して残りの17年をつみたてNISAで運用しようと考えていました。
がしかし、そんなに上手くいかないことに移行後に気づきました。
NISAで運用した分はつみたてNISAへ移行できない
これは完全に誤算でした。
てっきり運用できる期間や金額が変わるだけで同じ口座でそのまま運用できるのかなと思っていましたがダメでした。
金融庁のHPには下記のように書いてありました。
なので、NISAとつみたてNISAは全く別の口座になるため、すでにNISAで運用している資産はつみたてNISAに引き継ぐことができないということでした。
つみたてNISAに移行すると既に運用している商品をロールオーバーできない
先ほどの表に記載したロールオーバーですが、つみたてNISAに移行しているとできないようです。
当然と言えば当然で、ロールオーバーできるとNISAとつみたてNISAを同時に運用していることになってしまうからです。
NISA、つみたてNISAへの切り替えは1年に1回のみ
じゃあ、NISAに戻そうと思ったところ金融庁のHPには下記のように書いてありました。
今年変更したのでもう変更することができません。。。
どうすることにしたか
失敗にクヨクヨしてもしょうがないのでどうしようかを考えました。
もったいないので、非課税期間はそのまま保有
色々調べると下記のような方法があるようです。
②売却する
③来年NISA口座に戻す
④非課税期間はそのまま保有する
①は課税口座に移管(ある意味ロールオーバー)して運用する方法、②は単純に売却する方法、③はつみたてNISAは止めて来年NSIAに戻す方法、④は残りの2年間はそのままほっとく方法です。
①は金銭的にそんな余裕もないのでNG。
②は現在が全体的に安値になっているのでNG。
③は面倒くさいし、また間違える可能性があるので、NG。
なので、④にしようと思います。厳密には②と④を採用して「非課税期間はそのまま保有して、高値になったところで売却する」事にします。
高値の見極めは少し難しいですが勉強のために挑戦してみようと思います。
同時につみたてNISAで運用を始める
せっかく口座を開設したので始めないともったいないと思いました。
実際に使用開始できるのは来年の1月からですが、NISAの時と変わらず、2万円くらいずつ始めようと思います。
NISAで運用していた銘柄を売却したら、もう少し掛け金を増やすことも考えています。
まとめ
・保有しているNISA口座は「非課税期間はそのまま保有して、高値になったところで売却する」
・新しく解説したつみたてNISA口座は「同時につみたてNISAで運用を始める」
