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販売士2級の勉強方法は?勉強時間は?
こんにちは。フミです。
2018年7月14日に実施された第82回販売士(リテールマーケティング)2級の検定試験に合格しましたので、勉強方法や勉強時間を報告します。
因みに受験前の僕は、販売士の知識0、小売店でのバイト経験0なので、まるっきり初心者です。
販売士2級の合格への道
販売士とは
日本商工会議所が実施する小売・流通業向けの資格・検定試験のことです。
小売・流通・サービス業界の健全な発展に寄与し、消費者に満足のいくサービスを提供できる「販売のプロ」と呼ばれる資格になります。
一言に販売士といっても1~3級まで区別されており、級が上がるごとに知識の範囲や技術は広く深くなっていきます。
詳しくは販売士検定の公式サイトをご確認ください。
商工会議所-販売士検定の公式-
3級
3級は売場の販売員のレベルで、販売員として最も重要な接客マナーや販売技術といった接客業務に関する知識が身につきます。
公式サイトでは下記のように定義しています。
マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。
接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。
流通・小売業に限らず、BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。
2級
2級は売場の管理者クラスのレベルで、店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識が身につきます。
公式サイトでは下記のように定義しています。
マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。
販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。
幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。
1級
1級はトップマネジメント全般に関する商品計画や商品予算の策定、マーケティング政策の立案、人事・労務・財務管理といった知識が身につきます。
公式サイトでは下記のように定義しています。
経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。
マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。
販売士2級の勉強方法・勉強時間
なぜ2級か
販売士は1~3級までありますが、僕は販売士を初受験し2級に1発合格しました。
回 | 3級 | 2級 | 1級 |
---|---|---|---|
82回(H30.7.14) | 62.9% | 58.8% | 20.3% |
81回(H30.2.21) | 52.4% | 43.9% | 22.8% |
80回 (H29.7.8) | 65.3% | 52.5% | 19.2% |
合格率を確認すると、1級は20%と低いため難易度は高そうです。
反対に2,3級の合格率は50%~60%と高いです。
また、2級と3級の合格率にさほど差が無いことから2級は狙い目です。
勉強方法・勉強時間
基本的な勉強時間や方法は下記のとおりです。
勉強時間 | 60時間くらい(期間としては2か月間) |
勉強方法 | 問題集を2~3周解く |
短期で集中して勉強するのが苦手なため、少しずつ勉強を進めました。
平日は30分、休日は2時間くらいを2か月間実施し、だいたい合計60時間になりました。
問題集は2~3周繰り返し解きました。
普段の勉強
基本的には平日に少しずつ勉強し、休日はしっかり勉強するようにしました。
販売士検定は殆ど知識問題なので、あまり考える余地がない試験です。
1周目は、1周目は全く分からず非常に難しく感じたので、あまり考えずテンポよく解くことを意識しました(10時間くらい)。
2周目は、1周目で解けなかった問題をしっかり解きました(30時間くらい)。
3周目は、苦手に感じた分野を集中的に解きました(10時間くらい)。
因みに使用した教材はこちらです。
公式販売しているガイドブックは7,000円と高い上、試験の合格テキストという感じではないため、購入しない方が良いです。
試験直前1週間
直前1週間は2,3回分の過去試験を解きました。
問題集だけでも良かったのですが問題集と過去問とで、問題文などや出題方法などが若干異なるので念のため解きました。
過去問は下記のサイトで公開されているので、解いてみてください。
受験した感想
簡単ではなかったですが、難しくもなかった印象です。
専門用語などは覚えるしかないですが、身近なスーパーやドラッグストアをイメージすると理解しやすい点もあるので、少し頑張れば合格はし易い資格だと思いました。
